車ローンはディーラーで組むと失敗をしてしまう場合がある

車ローンはディーラーで組むと失敗をしてしまう場合がある

ディーラーローンの正体とは

車を購入する時に組むマイカーローンは、自動車販売店で申込みが可能です。しかし、自動車販売店が購入費用の貸出しをしているわけではありません。販売店で申込みできるマイカーローンはディーラーローンと呼ばれています。ディーラーローンといっても、ディーラーが貸付けしているローンという訳ではありません。

 

ディーラーローンを一言で言うと、ディーラーが斡旋しているローンです。実際に貸付けを行っているのは、ディーラーと提携している信販会社です。私達がディーラーローンを組む時には、ディーラーが斡旋するクレジット会社から借入れをしているのです。

 

 

借入れ先が販売店であってもクレジット会社であっても、お金を借りるのならば同じと思うかもしれません。しかし、ディーラーローンには意外なデメリットがあります。

 

ディーラーローンの金利

ディーラーローンは他のマイカーローンと比べて金利が高い可能性があります。マイカーローンを組む時に、金利はとても重要です。金利が高いマイカーローンを選ぶと、それだけたくさんの利息がかかってしまいます。

 

ディーラーローンの金利には、斡旋する側のディーラーに支払われるマージンが含まれています。ディーラーはローンを斡旋する代わりにマージンを受取れるので、ディーラーローンは貴重な収入源となっています。しかし、ローンを支払う側からすればそれだけ金利が高くなるというデメリットにもなります。

 

ディーラーローンはなぜ金利が高いのかにも書かれていますが、ディーラーでローンを組んでしまうと金利面で大きな負担となる場合があるのです。

 

毎月の支払額が高い

ディーラーローンの場合、毎月の支払額が大きくなってしまいがちです。そのため、家計におけるローン支払いの負担が大きくなるというデメリットがあります。ディーラーローンの支払額が大きくんなるのには理由が2つあります。

 

1つ目の理由として、高金利という点がネックとなります。マイカーローンの金利が高ければ、毎月かかる利息も大きくなります。その分毎月の支払額も大きくなってしまいます。

 

2つ目の理由として、返済期間の問題があります。マイカーローンの支払期間は3~10年程度が一般的です。毎月の支払額を抑えたければ支払期間を長くとればよいのですが、それだけ利息がかかるというデメリットもあります。長ければよいというものではありませんが、ディーラーローンの場合には、支払期間は短めに設定されています。

 

これは販売店の都合による所が大きいのですが、ローンの支払いが終わらない状態だと、顧客は中々車を買い替えようとは思ってくれません。頻繁に車を買い替えて欲しいディーラーとしては、ローンの支払期間が短い方が都合がよいのです。支払期間が短い程、当然毎月の返済額は大きくなります。

 

車の所有権がない

ディーラーローンで車を購入した場合、ローンの支払いが終わるまで、車の所有権は自分にはありません。車の所有権は信販会社側にあります。自分でお金を払って乗る車なのに、ディーラーローンでは支払いが終わってから車の所有権が移ります。

 

ディーラーローンでは、購入する車を担保にしてローンを組みます。これによって審査時間が短い、通りやすいというメリットもありますが、デメリットもあります。

 

車の所有権が自分にはない場合、勝手に売却や改造ができません。事情があってローン支払中の車を売却したいという時、自分で勝手に手続きはできません。売却するためには手続きが複雑で面倒になります。

 

ディーラーローンでは車の所有権が自分にはありませんが、これは信販会社のマイカーローンに見られる傾向です。銀行などで取り扱いしているマイカーローンの場合、車を担保にせずに手続きができます。つまり、車の所有権が自分にないと困るのであれば、ディーラーローンは選ぶべきではありません。

 

新車購入時であれば問題は無いものの、ディーラーローンは中古車のローンには使えない場合が多いのは上記の理由からです。担保としての価値が低くなってしまう中古車では、ディーラーでのローンを利用して車を購入することはできません。